ジュークボックス販売の日本代理店
ジュークボックスという音楽再生機をご存知の方は、1970年代のクラブ・ブームを体験さえた方でしょう。
日本の若者の間でアメリカ文化が支持され、当時全国各地に数多くのクラブが誕生しました。
そこでは洋楽に合わせてツイストというダンスをおこない、男女のコミュニケーション場としても成り立っていたほどです。
洋楽の再生に使用された機器がジュークボックスで、その後はゲームセンターやボウリング場といった大衆娯楽施設でも目にできました。
昨今では昭和遺産という位置づけになされた機器になり、街中で見かけることは滅多にありません。
この機器はアメリカでは今も製造されており、江戸川区にある「大和音響株式会社」が日本で唯一の代理店です。
「大和音響機器株式会社」は、1964年に東京都江戸川区で誕生しました。
主にレコードプレイヤーの針・プラグの製造を専門になされていた会社で、ジュークボックスの部品加工・供給会社だったところです。
1970年にアメリカのWURLITZERと正式に販売代理店契約をなされ、現在に至っています。
国内で唯一の代理店であり、流行時は年間24万もの機器を全国各地の娯楽施設に卸されていたほどです。
昨今では年間100個ほどの取り引きとなっていますが、今でも新製品の販売と修理・メンテナンスの窓口として頼ることが可能です。
WURLITZERの再生機を購入したいという方には、非常に魅力のある会社といえるでしょう。