今話題になっている機械について
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多用途に用いられるカーボン分散機

集積回路の剥離・洗浄や、化合物の塗膜強度を図るために多くの企業で用いられている機器が超音波分散機です。

高出力の超音波を用いるため、基本的に多機能が備わっているものは少なく、分散・乳化エマルジョン・ソノケミストリーといった汎用されやすい機能ごとに分散機も分かれていました。

しかし、2016年に「日本アレックス株式会社」が発売した超音波ホモジナイザーは新開発のアドバンスドオートチューニング制御で、超音波圧電子カーボン分散を可能にしています

その為、1台で剥離洗浄や乳化エマルジョンといった分散機でおこなう作業をすべて可能にしているのが特徴です。

「日本アレックス株式会社」の超音波ホモジナイザーの原理は、超音波圧電子カーボンに高周波高電圧を印加することでチップ先端から強力な超音波振動振幅エネルギーを照射します。

通常ならビーズ等のメディアを用いないと可能ではなかったのですが、この分散機なら本体に備わっている液晶パネルで各種電圧・電流を細かく操作すれば、対象物質に適切なエネルギーを瞬時で照射することが可能です。

これは新開発されたアドバンスド定振幅回路と、チューニング自動追尾回路のコンビネーション活動で実現したということです。

タイマーと温度リミッターも備わっており、試作品製作にもフル活用できる機器といえます。

1台で計8つの作業をこなせるカーボン分散機は、「日本アレックス株式会社」の自慢の製品で利用価値のあるものです。